belle époque

思ったこと考えたことを気ままに書いてます。長いので時間がある方のみ推奨です。@applebig3

卒業①

本格的に暖かくなり、春になってきましたね。僕は 好きな季節は?と聞かれると夏と答えます。理由はいつか書くとして、まぁ夏が好きなんです笑。でも春秋も好きなんですよね。最近気づいたのですが、どうやら僕は寒い冬を除けばもう春夏秋どれでもいいようです笑。どうしてここまで寒さに弱くなったんですかね笑。

 

無駄話はここまでにしましょう。春といえば旅立ち、別れの季節ですね。僕も先日高校を卒業しました。3年間はほんとあっという間でした。勉強したり、部活やったり、文化祭に本気で取り組んだり、勉強したり。進学重視な高校ゆえ部活は5月で全員引退でした。なので高校最後の夏の文化祭、青春とは無縁と思っていた自分にとって最高の思い出になりましたね。少々残念なのはうちの高校の卒業式には感動の'か'の字も無いことです笑。校歌歌って、代表生徒が卒業証書受け取って、人の話を聞いて、蛍の光歌って終了です。さらに近年はインターネットでみんな繋がっているので、昔のように卒業=半永久の別れではなくなりました。泣いてる人が1人もいなかったですね笑。むしろみんな進学先を聞きあって浪人を慰めたり、春休みの旅行計画を立てたりしてました。全く卒業の実感が湧かない事が伝わりますかね笑。実感が湧くのは多分大学に入学してそれまでの友人がいないと気づく時ですかね。最後はこんな感じですけど、高校で過ごした3年間は酸いも甘いも良い思い出です。この思い出を糧にこれから先の人生も頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

そっちの卒業の話題かーーいと思った方、ご安心ください。ちゃんとあっちの卒業の話題も書きますよ。

 

乃木坂では卒業ラッシュが続いていますね。2018年も例外ではなく、受験生の心を勉強以外で何回へし折られたことか。受験が終わった頃には心が粉々ですよ、えぇ。特になぁちゃんの卒業は全く予期していませんでした。僕が単に卒業に鈍感なだけかもしれませんが、前を警戒していたら後ろから鈍器で殴られたくらいのショックでした。なぁちゃんの成長は乃木坂の成長そのものと言っても過言でないほど、乃木坂というグループで成長したメンバーです。さらにグループのイメージ、清楚や儚さを最も体現したメンバーだと僕は思っています。だから推しメンと言ったことはなかったけれど、乃木坂というグループが好きな僕にとって乃木坂そのもののようななぁちゃんが好きなのは当たり前のことです。歳下の自分が成長なんて言うのはおこがましいですが、少なくとも1人の人間が良い方向に変わっていく過程を見ることが出来たのはとても貴重なことでした。そして変わったことを実感する本人の喜んでいる姿を見る事が、こちらにとってもどんなに嬉しいことか。本当にありがとうございました。なぁちゃん、いや西野七瀬さんの話が長くなりましたね。卒業時は受験期で何も言えなかったのでここに書かせてください。

 

さて、僕はブログの記事1つを書き上げるのに何回も吟味推敲するし、一日中は書かないので速くても3,4日ほどかかります。この記事を書き始めたのはみさ先輩の卒コンが終わったくらいの頃です。そういう話題も織り交ぜようとしたんですが、そこから数日経って記事を書き終わらないうちにかりんちゃんが卒業を発表しました。こんな短期間とは…。ラッシュが続いて、非常に寂しいです。Twitter上では卒業ラッシュを止めてくれという声がちらほら見られました。ただ、卒業スパンを広げてラッシュを止めたところで卒業はいつか必ず来ます。束の間の平穏と言っても、杞憂な人は次の卒業に慄くだけです。1期生2期生の募集時期は'比較的'開いてません。1期生2期生まとめてグループの黎明期メンバーと言っていいでしょう。募集時の年齢は12〜20歳です。結成から7年以上経ち、1期生最年少の飛鳥ちゃんは成人し、2期生最年少のみり愛ちゃんも今年成人になります。20歳ともなるとアイドル界ではそこそこいい歳です。最年少でいい歳なのだからそこから上はお分かりかと思います。アイドルと年齢の関係はまた別で書きますが、僕は別に年齢なんて気にしません。質さえ伴っていればおばさんになってもアイドルやって欲しいくらいです。ただ、残念ながら女性アイドルは卒業するという流れのせいで叶わないのが現状です。全てのアイドルが年齢を理由に卒業するとは思いませんが、いわゆる卒業適齢期に差し掛かったアイドルがそれを意識することは避けられないと思います。結成7年以上、乃木坂の1期生2期生の20歳前後メンバーを除いた全員がそういった年齢になっています。アイドルは年齢順に卒業する訳でも、定期的に卒業する訳でもないし、そのままメンバーがグループに残り続けたら近年になって卒業の時期が来て卒業ラッシュが発生するのは当たり前です。悲しいことですがこれが現状だと思います。アイドルの年齢なんて世代別人口分布のように綺麗に並んではいません。例えるならば特定の世代だけが多く、それが高齢化した後一気に減っていく団塊世代のようなものです。

僕は卒業発表後、もちろん惜しいと感じます。悲しいですし、寂しいです。ただ最近ではあまりにも卒業ラッシュが続き過ぎて、僕自身ある時期から感情が壊れています。以前はメンバーの卒業発表を見た途端心拍数が上がり、グループの行く末を案じているような人間でしたが、今はメンバーの卒業発表を聞いてもそれほど悲しくならないのです。毎回卒業の事実を流れ作業のように「そうか…」くらいで消化してしまうのであるまじき感情だと思ってます。卒業発表直後にこんな長文を書けてしまっているのが現状です。ラッシュが終わるまではこの調子かもしれません。

 

 

卒業ラッシュの考察だけ書いてても意味が無いですね。メンバー卒業発表時に悲しい寂しいと言う人がほとんどな中、卒業におめでとうと言う人がいらっしゃいますね。実際に推してる人がこう言う時は、その人が1番悲しいというのに、それを押し殺しておめでとうという言葉をかけているかもしれないと思うと、清々しさを感じると共に尊敬の念しかありません。ただ、それは応援することをやり切った人が言う言葉だからこそ、他の人にそう感じさせるのだと僕は思います。

僕も推しの卒業を経験した事はあります。ただ悔いは無いかと聞かれると、悔いしかありません。もちろんおめでとうとは言えませんでした。当時は現場の方にはそこまでのめり込んでいませんでした。なので卒業発表まで会いに行くことも無く、卒業発表後の幕張での全握が最初で最後の握手になりました。8時間並んで2秒だけの握手でしたが、8時間並んで会えたことにも、その内容自体にも後悔はありません。何に後悔しているかと言うと、それだけしか出来なかったことに後悔しているんです。引退したので卒業後応援するということも出来ませんでした。

よく会える内に会っておけと言いますね。まさにその通りです。推しはいつ卒業するか分かりません。もしかしたら明日発表するかもしれません。ただ、いつ来るかとずっと待ち構えて震え上がっているのもなかなか杞憂だなと僕は思います。いつも通り、常に自分に出来ることをやり切っていれば、来る日が来てもある程度は悔いなく迎えられるのかなと考えます。そう言っている僕は出来ているのかというと、はっきり申し上げて出来ていません。なので来る日が来たらまた後悔することになると思います。どうしても学生には限界があります。だから僕は出来る人には今の内にやり切って欲しいと思います。それでも悔いは残るかもしれませんが、現を抜かすよりはいいです。他の子に現を抜かしている内に推しは旅立ってしまうかもしれませんから。アイドルは永遠ではないです。

 

最近では卒業発表後にもうイベントが残されていないパターンが増えています。卒業発表後にスクランブルで会いに行くというのはメンバーによっては難しくなってきています。卒業ラッシュの今、後手後手の対応じゃもうダメです。だから悔いを残さないためだけでなく、発表後は会えなくなるかもしれないから僕は会える内に会いに行って欲しいと何度でも言います。もちろん人によって限界はあります。繰り返しになりますが、大事なのはやり切ったという気持ちだと思います。別に全会場行けとも思いませんし、自分にやれることをしっかりやり切ったのならそれで良いんです。あとは残された時間を大切に。そして悔いなく卒業おめでとうと言えたのなら一ファンとして最高の送り方だと思います。

推しについて書きましたが、じゃあ他メンバーはどうするか。いつもは推しじゃないけど、卒業発表してから急に思い出したようにそのメンバーについて語りだす、なんて人がよくいますね。中には不遇を嘆いたり。批判されがちですけど僕はそんなもんだと思います。メンバーを深くも知らないのに浅はかな考えで不遇を嘆くようなことは僕はしませんが笑。推しや好きなメンバーでない限り他のメンバーは普通意識しません。いるのが当たり前だといつの間にか思ってしまいます。悔いの無いように全メンバーに会って、常に全メンバーの活動を追うなんて不可能です。これに関しては正直もうどうにもできません。失ってから気づく場合なんて沢山あります。僕の場合はひめたんがそうでした。何気なくずっと聴いていたらじらーだけど、卒業後は物足りなさを感じて、失ったものの大きさに気づきました。それまで推しどころか好きと言ったことすら無かったと思います。乃木坂メンバーとしてはもちろん好きでしたけどね。禊ではないですけど今ではひめたんの活動は出来る限り追っています。我々ヲタクが推しメン以外に出来ることは残された時間を大切にし、引退でない限りは卒業後の活動も応援してあげることではないかと僕は考えています。これに関しては後手の対応が精一杯です。

'他の子に現を抜かす'とは矛盾しますが、好きなメンバーも大切にすべきとは思います。推しへの誠実さと好きな子・気になる子の折り合いは難しいですがね笑。そこは個人差があるので自分で模索するのがいいと思います。

 

卒業という話題は色々な要素があります。今回書いたのは卒業時期の考察と、ファンとしての過ごし方ですが書く要素はまだあるので①とします。また書きますが今回はこの辺で。